外壁塗装の工事の流れとは?注意点も詳しくご紹介
長野県岡谷市の外壁塗装・屋根塗装専門店 キタジマ塗装店 です。
キタジマ塗装店では、熟練の職人が責任を持って、お客様のご要望を丁寧に伺い、
最適なプランをご提案いたします。
下請け・中間業者を挟まず自社施工にて、高品質な仕上がりをお約束いたします。
創業以来長年にわたって受け継がれてきた技術と、熟練の職人技で、高品質な仕上がりを実現いたします。
今回は「外壁塗装の工事の流れとは?」を詳しく紹介いたします。
外壁塗装を検討している方の多くが、外壁塗装の流れを理解しておきたいと思うのではないでしょうか。
また、実際に外壁塗装を契約された方の中には、外壁塗装が始まる前にどのような工程が行われるのか気になるかもしれません。
塗装工事は単に塗料を塗るだけではありません。
足場の設置や高圧洗浄、下地処理、養生など、塗料を塗る以外にもさまざまな工程があります。
これらの工程についてくわしくご紹介します。
現地調査
まず、塗装業者が現場を訪問し、外壁の状態を確認します。外壁を点検し、劣化や傷みを評価します。
- 建物の大きさや形状
- 外壁の素材
- 外壁の劣化状況
- 塗装面積
- 付帯部の状況
- 周辺環境
情報を収集することで、正確な見積もりを作成することができます。
現地調査は、通常30分~1時間程度で完了します。費用は無料の業者が多いですが、有料の場合もあります。
現地調査は、業者選びの重要なポイントです。適切な業者を選ぶために、しっかりと調査してもらい納得のいく業者を選ぶようにしましょう。
近隣への挨拶
見積もりを取り、工事契約が完了した場合、工事が始まる前に近隣のお宅を訪問し、外壁塗装の予定や工事期間をお伝えします。
外壁塗装をする際、近隣住民への挨拶は重要です。
挨拶をしっかりしておかないと、後々トラブルが起こる可能性があるため、事前の挨拶は必要です。
業者選びの際には、近隣への挨拶をどのように行っているかを確認することも大切です。
近隣の方への挨拶は、塗装業者に全てを任せるのではなく、施主自身も積極的に挨拶回りに参加することもオススメします。
近隣との関係を良好に保ちましょう。
外壁塗装の工事業者からの近隣への挨拶は、トラブルを防止するためにも、また円滑な工事進行のためにも、非常に大切です。
現場確認
外壁塗装工事が始まる前に、現場確認が行われます。
この際、足場の設置や塗装作業に影響を及ぼす可能性のある物品は、すべて移動させる必要があります。
業者が勝手に物品を移動すると、後でトラブルが発生する可能性があるため、基本的には施主も立ち会うことが求められます。
特に大切に扱ってほしい物品や塗料などで絶対に汚されたくない植栽などがあれば、しっかり伝えておくことで安心感が得られます。
養生の範囲、養生方法など疑問点があれば、必ず確認しておきましょう。
現場確認は、トラブルを防止し、スムーズな工事進行に繋げるためにも、立ち会って一緒に確認しましょう。
足場設置
外壁塗装の足場設置とは、建物の外壁全体を塗装するために、金属製のパイプや板で足場を組むことです。
外壁塗装工事では、高所での作業が頻繁に行われます。足場を設置することで、作業員の安全を確保できます。
厚生労働省の「労働安全衛生規則」によれば、2メートル以上の高所作業を行う場合、足場の設置が必要です
足場の設置は、一般的な戸建て住宅では半日から1日程度の作業時間がかかります
足場を組み立てる際には、時折大きな音が発生することがあります。
もし、その音が気になる場合、どの程度の音量で、具体的な時間帯に音がするのかを事前に確認しておくことをオススメします。
足場の組み立てには、国家資格が必要とされているため、塗装業者が協力業者に足場作業を委託することが一般的です。
そのため、足場の設置時には、塗装業者だけでなく、足場業者も現場に出入りすることになります。
実績が豊富で、資格を持った業者を選び、また、保険に加入している業者を選ぶことも重要です。
見積もり内容は、足場の種類や設置期間などをしっかりと確認しましょう。
高圧洗浄
外壁塗装において、高圧洗浄は重要な工程です。
外壁塗装の高圧洗浄とは、高圧の水で外壁の汚れやコケなどを洗い流す作業です。
外壁塗装に高圧洗浄が必要な理由は、塗料本来の耐久性を発揮させるためです。
外壁表面に付着した汚れや古い塗膜を洗い流さずに塗装すると、塗料が十分に密着せず、不具合を引き起こす可能性が高まります。
高圧洗浄にかかる費用は、基本的には水道代と業者の技術費用の2つです。
水道代は依頼主負担で、自宅の水道を業者に貸し出すことが一般的です。
高圧洗浄の時間は、外壁の大きさや汚れ具合によって異なります。
養生、高圧洗浄、乾燥まで、一般的には、戸建て住宅で1日~2日程度、マンションで3日~5日程度かかります。
高圧洗浄は外壁塗装の耐久性を向上させるために欠かせない工程です。
業者を選ぶ際には、経験豊富な業者を選ぶようにしましょう。
下地処理
高圧洗浄の次は、下地処理が行なわれます。
塗装前に外壁の表面を清掃・補修し、塗料がしっかりと密着するようにするための作業です。
下地処理は、塗装前の準備工程であり、塗装面の補修や耐久性を高めるために行います。
外壁は経年劣化により、古い塗膜にさまざまな劣化症状が現れます。
下地処理を徹底することで、塗装が美しく長持ちするようになります。
ケレン
ワイヤーブラシやサンドペーパーを使って、外壁の旧塗膜や浮き粉などを除去する作業です。
ひび割れ補修
外壁のひび割れなどを、専用の材料で補修します。
目地処理
サイディングなどの目地を、専用の材料で埋めます。
劣化が進んでいる箇所が多い場合、下地処理に十分な時間をかける必要があり、そのため作業スケジュールが遅れることがあります。
養生
外壁塗装の養生とは、塗装する箇所以外に塗料が付着しないように、ビニールシートやマスキングテープなどで覆う作業です。
塗料が飛散しては困る箇所を守るために、テープやメッシュシートを使用します。
窓サッシやドアなど、しっかりと養生することで、塗らない箇所ぎりぎりまで塗料を塗ることが可能になり、美しく塗装を仕上げることができます。
養生の際の注意点があります。養生によって、窓やドアが開け閉めできなくなるなど、生活に支障が出ることがあります。
外壁塗装の際、換気が必要な窓がある場合、事前に塗装業者にその旨を伝えておくことが重要です。
もし窓を開けたい場合、塗装業者にその旨を事前に伝えておけば、換気ができるように適切な養生方法で対応してもらえます。
塗装工程によっては、窓が開けられない場合もあり、窓が開けられるように養生をしていても、一部の工程では窓を開けることが難しいことがあります。
また、外壁塗装中にエアコンを使用したい場合、塗装業者に養生前に伝えておきましょう。養生シートで覆われている間はエアコンは使えません。
エアコンを使用したい場合は、エアコンを使えるように頼んでおきましょう。
外壁塗装 下塗り
いよいよ塗装が始まります。
外壁塗装には、下塗り、中塗り、および上塗りという3つの工程があります。
塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの順で、塗料を塗り重ねていきます。
外壁塗装の下塗りとは、外壁塗装の最初の工程であり、外壁と中塗り・上塗り塗料との接着性を高め、耐久性を向上させるために重要な役割を果たします。
下塗りを怠ると、塗料がはがれるリスクが高まります。
そのため、外壁塗装の下塗りは、外壁塗装の仕上がりに大きく影響します。
外壁塗装の下塗り作業時間は、一般的に戸建て住宅で1~2日、マンションで3~5日程度です。
外壁塗装 中塗り 上塗り
下塗りが完了した後、適切な乾燥時間を経て、中塗りの塗装作業が行われます。
中塗りは、外壁塗装の上塗り材を塗る工程です。
通常、中塗りと上塗りでは同じ塗料を2回重ねて塗ります。
中塗りを行う前に、下塗りが完全に乾燥するのを待つ必要があります。
この間を省略すると、施工上の問題が生じる可能性がありますので、乾燥時間は欠かせません。
中塗りが終わった後に上塗りを施します。
塗料の性能を発揮するために規定の厚みを確保する必要があります。
外壁塗装の中塗り・上塗り作業時間は、それぞれ一般的に戸建て住宅で1~2日、マンションで2~3日程度です。
完了検査
すべての塗装工程が終了した後に、最終検査を実施します。
作業の仕上がりや、塗装すべき箇所が漏れていないか、塗料が行き届いていない場所がないかなど、細部まで丹念に確認します。
また、養生が適切に剥がされているかを確認します。
外壁塗装の完了検査は、施主様も立ち会いながら行います。
不備や気になる箇所があれば、その場で業者に伝えて確認しましょう。
検査後、修正や必要な調整があれば、直ちに対応してもらえます。
完了検査が終わると早々に足場が解体されてしまい、対応までに時間がかかったり、場合によっては足場がないために対応が難しかったりすることもありますので、注意が必要です。
足場の解体 完成
外壁塗装工事の最後の手順は、足場解体です。完了検査後に、足場が解体されます。
通常、施主の承認を得て足場を解体します。
足場解体時にも音が発生するため、足場設置時と同様、具体的な時間帯も確認しておくとよいでしょう。
足場が解体された後、塗装業者が道具類を片付け、塗装工事はすべて終了となります。
足場解体後に、外壁に傷や汚れがないか、雨樋や換気扇などの部材が正常に機能しているか、敷地内にゴミが残っていないかもチェックしましょう。
また、工事完了後には、保証書などが発行される場合がありますので、必ず受け取るようにしましょう。
足場解体は、外壁塗装工事の最終段階であり、適切に行うことで工事が完了します。
美しく仕上がった外壁を確認しましょう。
定期点検
塗装工事から数年後、定期点検を行う塗装業者は多く存在します。
外壁塗装後の定期点検は必要です。もし施工不良が発見された場合、定期点検でそれを見つけてもらえれば、無料で補修してもらえることがあります。
定期点検を行うことで、劣化の状況を早めに見つけ、適切な補修を行うことができます。
今回は「外壁塗装の工事の流れとは?」を詳しく紹介いたしました。
工事の進行状況やスケジュールは、工事工程表で確認できます。
外壁塗装の流れを詳細に理解する必要はないかもしれませんが、一般的な流れを把握しておくことで、塗装工事がどのように進むかを把握し、安心して見守ることができます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
キタジマ塗装店は、創業から塗装一筋でサービス提供を行っております。
長年受け継いできた技術を用いて丁寧な塗装を心がけますので、
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