ベランダ防水工事

防水工事が必要な
劣化症状のサイン

お住まいに下記のような劣化症状があるなら、防水工事のメンテナンスが必要な時期がきています。
雨漏りしてしまってからでは遅いため、防水工事に関しては早めの対処が大切です。

ひびや剥がれが目立ってきた

ひびや剥がれが目立ってきた

床表面に床材の剥がれやひび割れが目立ち始めてきたら、防水工事が必要です。
これらを放置していると、雨漏りが発生して住宅内部の腐食やシロアリ発生につながる可能性もあります。

床表面が色あせてきた

床表面が色あせてきた

床表面が色あせ始めているだけでしたら、まだ防水層までは劣化していない可能性はあります。しかし長期間放置すれば劣化が進みますので、防水層の張り直しが必要になります。

水が溜まる部分がある

水が溜まる部分がある

ベランダの下にある部屋の壁や天井に、雨漏りや気になるシミが見られる場合は、家の内部に雨水が侵入しています。ベランダの防水効果が失われている可能性が高いので点検してもらいましょう!

苔や雑草が生えてきた

苔や雑草が生えてきた

落ち葉や土は、こまめに掃除をして除去しましょう。雑草の根元がベランダの防水層に達していることもありますので、その場合は、すぐに専門業者にチェックしてもらいましょう。

ベランダのすれ、排水不良、
防水塗膜の劣化が見られたら

放置せずに防水工事を

ベランダのすれ、排水不良、防水塗膜の劣化が見られたら放置せずに防水工事を

ベランダの防水工事は、雨漏り防止やベランダの劣化を防ぐために行われます。

防水工事をせずに長い間放置していると、雨水によってベランダが劣化してしまい、雨漏りが発生しやすくなってしまいます。そして建物の内部に雨水が侵入してしまうと、腐食やカビで住宅の内部が劣化してしまうのです。

建物内に雨水が侵入すると湿気がたまり、シロアリが発生しやすくなります。お住まいを長持ちさせるためにも、ベランダ防水のメンテナンスを定期的に検討しましょう!

ウレタン防水

ウレタン防水とは、液状のウレタン樹脂を塗り重ねて厚さ2mm程度の防水層を形成する方法です。ベランダや屋上などで最も多く採用されている防水工法ですが、トップコートの寿命は5年ほどです。

  • ベランダで洗濯物を干しているので、よく歩いている
  • ベランダに荷物やプランターなどを置いている

上記の場合は、トップコートの劣化が進んでいることが多いので10年を待たずにトップコートの施工をおすすめしています。

6,600円/㎡~(税込)※10㎡以上の場合

密着工法

密着工法

密着工法はウレタン樹脂を重ね塗りする、最もスタンダードな工法です。下地が十分に乾燥していて良好な状態の時はこの工法で十分です。

通気緩衝工法

通気緩衝工法

築年数の古い建物や雨漏り発生後などの場合に採用する工法です。裏面には水蒸気を逃がす溝を持つ通気緩衝シートを設置し、その上からウレタン防水材を塗布します。

FRP防水

FRP防水はガラス繊維強化プラスチックを用いた防水工法で、強度が求められる場所の防水に用いられます。例えば、人が歩くことの多いベランダにはFRP防水が施工されていることも少なくありません。

FRP防水は短時間で硬化するため、基本的に1~2日で終わります。ウレタン防水と比較すると若干費用は高くなりますが、高い防水性で強度も高く、工期が短いので、お急ぎの方、ベランダでお洗濯する方やガーデニングされる方には、特におすすめです。

8,250円/㎡~(税込)※10㎡以上の場合

FRP防水は伸縮性が低いため、歪みが生じやすい場所へは施工できません。

例えば、雨漏りが長く続いて傷んでしまった下地、木造の広いベランダ、鉄の下地にFRP防水を施工すると、ひび割れが起きる可能性があります。

シート防水

シート防水は広い面積に対応できますので、屋上のあるお宅で施工することが多い工法です。塩化ビニルシートやゴム製のシートを施工箇所に接着し、最後に仕上げ材を塗布して防水層を形成します。
防水シートで広い面積を均一に保護できるので、大きな建物の防水におすすめです。
塩ビシートとゴムシートがありますが、当店では主に塩ビシートを使用しております。耐用年数も、他の工事方法よりも長くおすすめです。

密着工法

防水シートをプライマーと呼ばれる下塗り材で、床面に接着させる工法です。下地材が乾燥している場合に採用されます。

機械式固定工法(絶縁工法)

接着ではなく、防水シートを特定の器具で部分ごとに固定していく工法。下地材の水分で膨れの可能性がある場合は機械式固定工法を採用します。